PMV計算機

PMVとは「Predicted Mean Vote(予想平均温冷感申告)」の略で、人が感じる暑さ寒さの指標です。その数値によってPPD(Predicted Percentage of Dissatisfied=予測不快者率)が導き出されます。

PMV計算機で、あなたのいる環境がどの程度の快適さなのか計算してみましょう。

活動量:
静かに着席
着席して事務作業
立って軽い作業
移動しながらの軽い作業
力仕事

室温:[°C]

湿度:[%]

着衣量:
襟無し半袖シャツ+短パン
半袖シャツ+パンツ
長袖シャツ+パンツ
長袖シャツ+パンツ+ジャケットまたはセーター
厚手のスーツ+ベスト

室内風速:[m/s]




 


 


参考:PMV and PPD Calculation(Dr. Kazuhiro Fukuyo, Professor, Yamaguchi University)

PMVの計算に用いる項目の解説を以下に記します。

①活動量
人間は体を動かすことで体内で熱が発生します。座って安静にしている状態の代謝量を基準として、1met(メット)という単位で表されます。デスクワークは約1.2met、あるくと約1.6metになり、同じ環境でも代謝量が高いほど暖かく、または暑く感じます。

②着衣量
衣服には保温効果があり、着込むことで体と環境の熱移動が起こりにくくなります。そこで、着ている衣服の断熱性を着衣量という値で表します。clo(クロ)という単位が使われますが、裸体時は0clo、下着・半袖シャツ・スラックスの組み合わせで約0.5cloになります。かつては、真夏でもジャケットを着ることがビジネスマナーでしたが、2005年に始まったクールビズにより、ノーネクタイの半袖シャツが一般的になりました。着衣量を下げると涼しく感じ、快適と感じる室温を上げられる効果があります。

③室温
直感的に判りやすいので、暑さ寒さの目安に最もよく用いられているのが室温(空気温度)です。室温が高いと暑く感じ、低いと寒く感じます。設定温度も室温が基準となっています。

④湿度
湿度は汗の蒸発のしやすさに大きく関係しています。湿度が低いとかいた汗が蒸発しやすくなり、体を冷やす効果が高まります。湿度が高いと汗が蒸発しにくいため、皮膚にまとわりつき、蒸し暑さを感じます。同じ室温でも、湿度が低いほど涼しく、さわやかに感じます。

⑤室内風速
気流(風)は、空気温度の効果を増幅させます。空気温度の高い気流は体を温め、温度の低い気流は体を冷やします。気流速度が大きくなるほど、その効果は大きくなります。ただし、空気温度が30℃近くになると気流の冷却効果が小さくなるため、注意が必要です。気流は汗の蒸発を促進させる効果もあります。

⑥放射温度
(このプログラムでは放射温度=室温としています)
物体表面からは、その表面温度に応じた赤外線(熱線)が放射されています。人体表面よりも周囲の面、主に壁・床・天井などの表面温度が高いと、人体は放つよりも多くの放射熱を受けて温められます。日射の当たる窓際では、窓やブラインドの表面が熱くなります。また、最上階の部屋では屋根が日射で焼け、天井面の温度が高くなることがあります。人体への放射の影響を温度換算したのが放射温度です。同じ室温でも放射温度が高いと暑く感じます。あまり意識されていませんが、放射温度は室温(空気温度)とほぼ同じ程度の影響があります。

参考文献
上記の文章は空気調和・衛生工学会「我慢をしない省エネへー夏季オフィスの冷房に関する提言ー報告書」p.16を参考にしました。


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